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貸し倉庫お悩み相談室

倉庫トラブルの種類と対策|破損・紛失・盗難から荷物を守る営業倉庫の選び方

倉庫トラブルの種類と対策|破損・紛失・盗難から荷物を守る営業倉庫の選び方

 

はじめに

大切な商品や在庫を倉庫に預けるとき、「破損・紛失・盗難などのトラブルが起きないだろうか」と不安になる方は少なくないのではないでしょうか。

実際、倉庫では荷物の破損や紛失、盗難のほか、カビや異物混入といった品質トラブル、さらには火災や浸水などの災害まで、幅広いトラブルが起こり得ます。

どんな倉庫であっても、こうしたリスクと無縁ではありません。

本記事では、高知県で創業75年、法人向けの営業倉庫を運営する協和倉庫株式会社が、倉庫で起こりやすいトラブルの種類と対策、倉庫の種類によるトラブル時の責任の違い、そして安心して預けられる倉庫の選び方のコツまで、わかりやすく解説します。

 

【この記事でわかること】

 

※当社・協和倉庫は、倉庫業法に基づく営業倉庫として登録を受けて運営しています(参考:営業倉庫とは)。

 

この記事を書いた人

協和倉庫株式会社

専務取締役 松木伸仁

倉庫業一筋、40年、高知県の倉庫業界を代表する業界の顔役

協和倉庫株式会社専務取締役 松木伸仁

高知で荷物を預けられる貸倉庫をお探しでしたら、お気軽にお問い合わせください。

 

目次

倉庫トラブルの種類と対策|破損・紛失・盗難から荷物を守る営業倉庫の選び方

倉庫で起こりやすいトラブルの種類と対策

破損・汚損

紛失・誤出荷

盗難

品質・衛生トラブル

災害トラブル

契約・費用に関するトラブル

倉庫の種類によるトラブル時の責任の違い

レンタル倉庫・貸し倉庫

営業倉庫

協和倉庫におけるトラブルへの取り組み

倉庫の盗難やトラブルに関するよくある質問

Q1.倉庫の盗難対策はどうすればいいですか?

Q2.倉庫に物を預けるときに気を付けることは何ですか?

Q3.貸し倉庫と営業倉庫では、トラブル時の責任は違いますか?

まとめ:安心して預けられる、信頼できる倉庫選び

倉庫で起こりやすいトラブルの種類と対策

倉庫で起こりやすいトラブルの種類と対策

倉庫に荷物を預ける際に起こりやすい代表的なトラブルと対策を整理しました。

 

破損・汚損

荷役中などに起こる破損・汚損は、倉庫内のトラブルとして多く起こり得ます。

とはいえ、破損や汚損は、丁寧な荷役と適切な保管によって防げる可能性の高いトラブルです。積み下ろしやフォークリフトなどの機材の扱い方が、破損の発生有無を大きく左右します。

起こりやすい例

荷物の落下・荷崩れ、隣接荷物との接触汚損、パレット不備による底面破損

対策

熟練スタッフによる荷役、適切なパレット選び・積み付け、フォークリフト作業の安全管理

荷扱いの質の高い倉庫であれば、破損・汚損の過度な心配は不要になるといえるでしょう。

 

紛失・誤出荷

紛失や誤出荷も、倉庫で起こりがちなトラブルです。

入出庫の記録や照合が不十分だと、荷物の所在が分からなくなったり、出荷先や数量を取り違えたりすることが起こり得ます。

そのため、しっかりと在庫管理や記録・照合を行う体制が求められます。

起こりやすい例

棚卸しの差異、ピッキングミス、ラベルの貼り間違い

対策

入出庫記録の徹底、定期的な棚卸し、ダブルチェック体制、伝票との照合

入出庫の履歴を残し、「誰が・いつ・何を扱ったか」を確認する体制のある倉庫を選ぶと、紛失や誤出荷のリスクを抑えられるでしょう。

 

盗難

盗難も、倉庫で起こり得る主なトラブルの一つであり、防犯設備と管理体制の両面から対策する必要があります。
人目の少ない立地や夜間の時間帯、入退室管理や在庫管理が不十分な倉庫では、外部からの侵入や内部不正のリスクが高まりやすいため、特に注意が必要です。

起こりやすい例

倉庫荒らし・空き巣などの外部からの侵入、従業員による無断持ち出しなどの内部不正

対策

防犯カメラ・センサー・施錠、有人管理、入退室管理、在庫管理、定期的な棚卸し

盗難リスクの低い倉庫を選ぶ上では、防犯設備だけでなく、日々の管理体制まで確認しておくことが大切です。

 

品質・衛生トラブル

水濡れ・カビ・異物混入・虫害・温度劣化といった品質・衛生トラブルも、倉庫では起きがちなトラブルになります。
品質・衛生面を守るためには、保管環境の適切な管理が欠かせません。

起こりやすい例

結露・水濡れ、カビの発生、異物混入、虫害、温度管理不足による変質・劣化

対策

温湿度のこまめな計測・記録、品目に合った温度帯での保管、日常的な清掃、防虫対策、保管環境の定期確認

大切な荷物の品質と衛生を守るには、温湿度・清掃・防虫などの管理体制が整った倉庫を選ぶようにしましょう。

 

災害トラブル

火災・浸水・停電などの災害トラブルも起こり得ます
豪雨・台風、地震、停電といった災害は完全に防ぐことが難しい一方で、倉庫の立地や設備、事前の備えによって、荷物への被害の大きさは変わるといえます。

起こりやすい例

火災、豪雨・台風による浸水や雨漏り、停電による温度管理の停止、地震による荷崩れ

対策

非常用電源、排水・浸水対策、防火・消火設備、被災しにくい立地の確認、災害時の連絡体制やBCPの整備

荷物への被害を抑えるために、契約前に、倉庫の立地や設備・非常時の対応体制などを確認しておきましょう。

 

契約・費用に関するトラブル

契約・費用に関するトラブルも、倉庫を利用する際に起こり得る主なトラブルの一つです。
契約内容や約款の確認不足、料金体系への理解不足などがあると、利用開始後に「思っていた内容と違う」「想定外の費用が発生した」といった行き違いが起こりやすいものです。

起こりやすい例

契約内容の認識違い、想定外の追加費用、解約条件や保管期間をめぐる行き違い、補償範囲の確認不足

対策

契約前に約款・料金体系・補償範囲・免責事項を確認する、不明点は事前に倉庫業者へ確認する

事前に契約内容や費用、補償範囲をしっかりと確認しておくことで、後々のトラブルを防げます。

 

倉庫の種類によるトラブル時の責任の違い

倉庫の種類によるトラブル時の責任の違い

どのタイプの倉庫を利用するかによって、トラブル発生時の責任の所在は大きく変わります。

 

レンタル倉庫・貸し倉庫

レンタル倉庫・貸し倉庫とは「スペースを借りる」契約形態で、鍵の管理・防犯・保険など荷物の管理は一般的に借りた側が行います

法的には、荷物を預ける「寄託」ではなく、場所を借りる「賃貸借」契約(不動産の賃貸借に近いもの)にあたり、事業者が保管責任を負うことを前提としていないためです。

手軽に利用できる反面、盗難や破損のリスクは自分で負う点に注意が必要です。

 

営業倉庫

営業倉庫は、倉庫業者が荷物を預かって保管し、管理責任を負う契約形態です。

他人からの寄託(荷物を預かること)を受けて保管する「倉庫業」にあたり、倉庫業法に基づいて国土交通大臣の登録を受ける必要があります。

営業倉庫は、倉庫業法に基づく登録や施設設備基準、倉庫管理主任者の選任など、一定の管理体制が求められます。

ただし、防犯設備・有人管理・保険の内容は事業者ごとに異なるため、契約前に約款・補償範囲を確認してください。

名称が「貸し倉庫」や「トランクルーム」であっても、事業者が荷物を預かる=寄託の形態であれば、登録が必要な営業倉庫にあたります。

営業倉庫であれば、盗難や破損への備えが業者側に整っている分、安心感が高まるといえるでしょう。

参考:
倉庫業法(e-Gov 法令検索)
https://laws.e-gov.go.jp/law/331AC0000000121
倉庫業関係の質問・回答一覧(国土交通省 関東運輸局 倉庫業FAQ)https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/faq/souko/answer.html

 

協和倉庫におけるトラブルへの取り組み

協和倉庫におけるトラブルへの取り組み

ここまでご紹介したトラブル時の対策について、高知の営業倉庫・協和倉庫では実際に次のような取り組みを行っています。

 

トラブルの種類

協和倉庫の取り組み

破損・汚損

自社スタッフがフォークリフト作業・荷役を担当し、丁寧な取り扱いを徹底

紛失・誤出荷

出庫準備・出庫時は複数人で確認
出庫のたびに残数を確認

毎月10日・20日・末日にシステム在庫と現物在庫を照合

盗難・内部不正

各営業所入口に防犯カメラ、各倉庫に人感センサー・出入口センサーを設置、有人管理で対応

品質・衛生

4温度帯(常温・低温・冷蔵・冷凍)に対応し、毎日温湿度・穀温を計測・記録。空調は日次点検+設備業者の年次検査

災害(BCP)

非常用発電機・排水ポンプを設置
各倉庫横に土のう袋を常備
火災報知器とともに自動火災報知設備を導入

消火用貯水タンクも設置
契約・費用 契約前に見積書を提示し、契約内容や約款について丁寧に説明

預り荷物には火災保険、米穀にはカビ保険を付保しており、保険料はいずれも協和倉庫が負担しています。

万一のトラブルにも一件ずつ丁寧に向き合い、状況に応じて保険を適用するなど誠実な対応を重ねてきました。

こうした対応の積み重ねが、お客様とも長く続くお取引き・お付き合いにつながっています。

倉庫の保険や補償については、下記記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

 

▶倉庫の保険で預けた荷物は守られる?営業倉庫の補償範囲と契約前の確認点

https://www.kyowa-soko.com/warehouse/column/warehouse-insurance.html

 

倉庫の盗難やトラブルに関するよくある質問

 

Q1:倉庫の盗難対策はどうすればいいですか?

防犯カメラ・センサー・施錠での侵入対策、入退管理・在庫管理での内部不正対策が基本です。

手間をかけずに対策したいなら、防犯・有人管理を備えた営業倉庫に預けるのも有効です。

 

Q2:倉庫に物を預けるときに気を付けることは何ですか?

倉庫業法に登録された営業倉庫か、防犯・温湿度管理・在庫管理・災害対策・補償が整っているかを確認しましょう。

約款や補償範囲は契約時にご確認ください。

 

Q3:貸し倉庫と営業倉庫では、トラブル時の責任は違いますか?

貸し倉庫の場合、荷物の管理責任や補償は利用者側の負担になりやすい一方、営業倉庫は業者が荷物を預かり保管責任を負います。

責任の細部は契約・約款でご確認ください。

 

まとめ:安心して預けられる、信頼できる倉庫選び

まとめ:安心して預けられる、信頼できる倉庫選び

倉庫のトラブルは破損・紛失・盗難・品質劣化・災害・契約まで幅広く、リスクは「どのタイプの倉庫に預けるか」によって変わることを紹介してきました。

営業倉庫であれば、業者が責任を持って荷物を管理してくれます。

 

失敗しない倉庫の選び方

 

上記をクリアしている倉庫は信頼性が高いといえるでしょう。

 

万一トラブルが起きたときは

 

事前に信頼できる倉庫を選び、万一の際の対応方法まで確認しておくことが、大切な荷物を安心して預けるためのポイントです。

協和倉庫では、防犯カメラ・各種センサー・有人管理・温湿度管理・BCP・火災保険などを備え、大切な荷物を安心してお預けいただける体制を整えています。

 

詳細は、倉庫サービスページからご確認いただけます。

高知で営業倉庫をお探しの方、保管環境や補償内容について事前に確認したい方は、協和倉庫へお気軽にお問い合わせください。